心もメンタルも強い、優しい猟犬のアイリッシュ・セッター

■アイリッシュ・セッターとは
原産国・イギリス、アイルランド地方
種の起源・17世紀ごろ

大型犬の犬種で、元々はレッドと白が入った毛色をしていた犬種で猟犬として飼われていました。

獲物の前でセッティングという伏せのポーズをとる姿勢から「セッター」の名前が付きました。
アメリカや日本ではマホガニーの単色だけが認められています。もともとの色であるホワイトの入ったものは「アイリッシュ・レッド・アンド・ホワイト・セッター」と別の犬種として区別されています。

■アイリッシュ・セッターの性格
力が強くてたくましい犬です。性格は陽気で優しく、細かいことには動じない精神的な強さを持っています。

力の強い猟犬ですが、穏やかな性格でほかの犬や人との争いは好みません。しかし、猟犬のDNAがそうさせるのか、時にネコなどには急に追跡をすることがあります。

■アイリッシュ・セッターを飼うには
猟犬に共通することですが、アイリッシュ・セッターもかなりの体力がある犬です。

体力盛んな青年期だと一日一時間以上散歩しても足りない時があります。運動不足になると、ストレスが溜まって犬の心にも身体にも良くありません。
忠誠心が強くて、飼い主と家族に強い愛情を持つので躾は比較的しやすい犬です。しかし、少々大雑把な面もあるのでトイレなどの生活の躾には根気が必要な時があります。

体力があり、力も強いので散歩のときにはそれを抑止する人がリードを持つことが望ましいです。普段は穏やかですが、急に鳥や猫を追いかけることがあるので注意しましょう。
ロングコートなので冬も大丈夫そうに見えますが、実はシングルコートなので寒くなってきたら暖かくしてあげてください。

■アイリッシュ・セッターの病気
アイリッシュ・セッターのように、胸の深い犬は胃拡張、胃捻転が起きやすいです。胃の固定が十分されていないので食事の後の運動や多すぎる食事量の後に胃が大きくなったり、捻じれてしまったりします。
放っておくと、命にかかわるものなので食事に気を付けるのはもちろんですが、食後の様子もこまめにみる必要があります。

また、まれに光を感知する網膜が変質して萎縮し視力が低下してしまう進行性網膜萎縮という病気にかかることがあります。
暗いところでものにぶつかって歩いているなど、疑いがあったら早めに獣医にかかることをおすすめします。

食後の様子と、運動量には注意が必要ですがアイリッシュ・セッターは心の優しい一緒に過ごしやすい犬種です。