ほがらかで人懐っこいベルギー王室の愛玩犬

・チャームポイント

ベルジアングリフォンは、ブリュッセル・グリフォンやプチブラパンソンの兄弟犬種として、
ベルギーで19世紀ごろに生まれました。
古くから王室や貴族にも愛され、ベルギーでは現在でもとてもポピュラーな犬種のひとつです。

頭部が丸く大きめで、顔がつぶれたようにとても短い鼻が特徴です。
グリフォンというのは、ベルギー語で硬い針金状のゴワゴワした毛のことを指しています。
おもにブラックやブラック&タンの毛色で、全身が覆われています。

なかでも、髭のような飾り毛と、その下に隠れた愛くるしいつぶらな瞳がチャームポイント。
性格もとてもほがらかで賢く、飼い主や家族の言うこともとても愛情深く接してくれます。

・遊ばせ方

運動量はそれほど多くないので、1日に20分くらいの散歩を、それぞれの体力に合わせて1~2回連れていって
あげましょう。

熱中症のリスクが高いので、夏場はなるべく暑い時間帯を避けて、日陰などを歩かせるようにしてください。

とても賢い犬種なので、散歩だけではなく、ボール遊びやひっぱりっこなどで
刺激をあたえてあげるのも大切です。

先ほども言ったように小型犬で運動量は少ないので、室内で遊んであげるだけで十分です。

・日常のケア・好きな食べ物

長めの毛が全身を覆っていますが、実際はシングルコートなので意外と寒がりです。
室内で飼うことをおすすめします。冬場は、服を着せて暖かくしてあげるのもよいでしょう。

また、シングルコートなので抜け毛もあまり多くありません。
コーミングやブラッシングを週に数度ほどしてあげて、細い毛が絡まないようにしてあげましょう。
頭の毛が目に入りやすいので、少しカットしてあげてください。

ただし寒がりなので、カットのしすぎには注意が必要です。
小型犬でも、かなり食欲旺盛で、何でも食べようとします。肥満になるリスクが高いので、低カロリーで高タンパク質のものえおあたえるようにしましょう。

おやつはなるべく控えめにしてください。

・しつけで配慮すべきこと

とても賢い犬種なので、教えたことはすぐにおぼえてくれます。
その代わり、やや頑固な面もあるので、少し根気が必要かもしれません。

攻撃性はほとんどないので、なるべく優しく教えてあげましょう。
警戒心はありますが、知らない人が来てもすぐにフレンドリーになるので、番犬にはあまり向いていません。

その代わり、子供やほかのペットとも仲良く暮らすことができます。
社会性をおぼえさせるために、特に若いうちはほかの犬とよく遊ばせるようにしましょう。

・気をつけたい病気・対処方法

遺伝性疾患はあまり持っていません。

ただし、極端に鼻が短い短頭種なので、軟口蓋過長症や気道狭窄といった呼吸器疾患には気をつけてあげましょう。
肥満は、これらの呼吸器疾患を引き起こす原因になるとともに、小型犬がかかりやすい膝蓋骨脱臼のリスクも高めます。
食事のあたえすぎや、運動不足には十分に注意してください。

ほかにも、熱中症や麻酔にも注意が必要です。